上皇陛下、ハゼ研究のため皇居へ 引越し後初の訪問に

上皇陛下は、6月3日午前、ライフワークとされているハゼの分類研究のため、仙洞仮御所(旧、高輪皇族邸)から車で皇居内にある生物学研究所を訪問された。二カ月ぶり、引越されてから初となる。マスク姿で上皇陛下は沿道の国民に手を振られ、宮内庁の関係者も「徐々に日常が戻ってきた」と喜びの声をあげた。

戦後の歴代天皇は、私的に学術研究に従事されている。昭和天皇は海洋生物・植物の研究者としても国際的に知られ、粘菌とヒドロゾアの分類に大きな成果を残した。『天草諸島のヒドロ虫類』(皇居内生物学研究、1969)が研究単著として知られる。上皇陛下は皇太子時代よりハゼの研究を続けられ、『小学館の図鑑Z日本魚類館』(小学館、2018)のハゼ項目などを執筆されている。

今上陛下は、水問題の研究者として活動を続けられてきており、2018年にブラジルで開かれた第8回世界水フォーラムで基調講演をされたこともある。それら活動のをまとめた単著として『水運史から世界の水へ』(NHK出版、2019)がある。

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