秋篠宮家「ガウン寄付」が“不評”「人気取り」「他にすることがある」との厳しい声も

文/佐藤公子

ガウン寄付と光明皇后

秋篠宮ご一家とその職員ら10名でつくった100着のガウンが、5月15日に済生会病院に寄付された。その後、22日には200着、さらに29日は手書きのメッセージとともに200着が寄付されたという。済生会病院は、1911(明治44)年5月30日に、明治天皇の済生勅語により、下賜金と民間寄付とで設立された貧民医療のための病院であり、現在は秋篠宮殿下が総裁を務めている。

新型コロナウィルスの感染拡大に伴い医療物資が困窮するなか、今回、ガウン500着が寄付されたことは、美談として週刊誌やテレビで連日のように紹介されている。フライデーの取材(2019.6.3)によれば、紀子さまが率先して「作り方を教えてもらいたい」と再生病院側に伝えるなど、率先してガウン制作に尽力されたようだ。

これについて元宮内庁職員の小内誠一さんは次のように語る。

「女性皇族が医療福祉の慈善活動に携わることは、古くからあります。45代天皇・聖武天皇の后・光明皇后は、貧しい人に施しをするための施設『悲田院』、医療施設である『施薬院』を設置して慈善を行ったと『続日本紀』にあります。光明皇后はまさに慈母と呼ばれるにふさわしい皇后の理想像です。

この精神を近代によみがえらせたのは、明治天皇の后・昭憲皇太后と、大正天皇の后・貞明皇后でしょう。昭憲皇太后は、東京慈恵医院に頻繁に行啓し、病院増築や患者への賜物などの支援を行いました。また貞明皇后が大正6年(1917年)に済生会病院に行啓された際には、新聞は『光明皇后の御事など偲れていと畏し』(東京朝日新聞1917年12月12日)と大絶賛するほどです。

紀子さまも光明皇后や、昭憲皇太后、貞明皇后の事績にあやかって、今回のガウン作りを決意されたもかもしれません」(小内誠一)

批判される秋篠宮家

紀子さまの慈愛は、まさに光明皇后・昭憲皇太后・貞明皇后ら歴代の慈母に並びつつあるのかもしれない。紀子さまは6月1日までに、自身が総裁を務める公益財団法人結核予防会に「皆さまが、それぞれの立場で、人々を感染症から守るために活躍されますことを願っております」と締めくくられた長文のメッセージを送られた。また秋篠宮殿下も済生会に2000字を超すメッセージを寄せられた。

このようにコロナ過に際し、積極的に行動する秋篠宮家。国民もこれに大感動――。というようにはうまくいかないようだ。

「大手ニュースサイトに寄せられたコメントの多くは『何なんだこの連日のアピールは…』『皇族が人気取りしてどうするんだ』といった疑問の声や、『他にすることがあるだろう』と皮肉めいたものばかり…。あまりにも批判が殺到しすぎて、数百あったコメントが一括削除されてしまったそうです。まさか医療従事者のために寄付をしたのに批判されてしまうとは…。秋篠宮ご夫妻も、この逆境を予想できていなかったでしょう」(全国紙記者)

批判の原因は何か?

なぜここまで秋篠宮家は批判されるのだろうか? 今回のガウン寄付のどこに問題があったのだろうか? これについて先の小内さんは、

「傍系宮家がガウンをつくり寄付したのであれば、国民から絶賛されていたでしょう。ですが秋篠宮家は皇位継承権一位の殿下と二位の悠仁さまを持つ格別の筆頭宮家です。やはり天皇家と同じだけの慎重さがあったもよかったのではないでしょうか。

今上陛下も雅子さまも、今回のコロナ禍についてはご進講の際に専門家と交わされたお言葉を、国民へのメッセージに代えて発表するにとどめ、ビデオメッセージどころ文章すら公にしていません。上皇陛下と美智子さまも、そして愛子さまも同様に、短いコメントが関係者を通じ漏れ伝わるのみです。中心に近い皇族方の“お言葉”は余りにも影響力が強すぎるため、自戒を込め、出したくても出せないというのが現実なのです。そういう意味でガウン寄付が“アピール”のように見えてしまうことは致し方のないことでしょう。

またこの秋に“立皇嗣の礼”が予定されていますが、それに続いて皇位継承問題の議論が始まります。このタイミングに秋篠宮家が大活躍することが、“フライングスタート”と受け取れてしまうことも、やむを得ないでしょう」(小内誠一)

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30 件のコメント

  • 厳しい言い方します。

    今の天皇は象徴性です。
    秋篠宮家が済生会にだけ手作りガウンを寄付というのが問題ではありませんか?
    敬宮さまは布マスクを手作りしましたがご自分の立場上、どこかだけに寄付するのは…というお考えから宮内庁職員関係者に寄付したとお聞きします。
    戦後間もない時、香淳皇后は着物を縫って国民にお渡しになられたとお聞きします。自分からでは着てもらえない可能性あるから名前出さないでと言われてます。

    秋篠宮は次期天皇を出すだろう宮家です。そのような立場の方々が済生会だけに寄付するのが問題であると私は考えます。
    いくら名誉総裁を努めていてもどこか一箇所だけというのはいかがなものか。
    資金調達が難しくてガウンすら手に入らない病院へはどうなるのかと問題もあります。
    また、素人が作った手作りガウンは医療に使えないという報道も秋篠宮家ガウン寄付前にありました。

    それらから厳しい見方致しました。

    このコメント掲載するしないはお任せしますが、このような見方してる国民がいることを知って頂きたい。

    • 全面的に賛成です。私も疑問しかない。

      思えばかつて、国家に公共福祉に裂く意識は薄く、逆は皇族は国家の大きな一部と言うべき権力(財産)を持っていました。よって、「正しい」皇族が、国を思い民を思って公共福祉に手を貸すのは当たり前だし義務でさえあった。
      でも現在は、公共福祉に責任を持つのは国家であり、皇族は国の象徴に過ぎません。
      今回のコロナ禍において、先頭に立ったのは政府・厚労省とその統括下の保健所、そしてそこから依頼を受けて準備したり、逆になすべき施策を提言していった大学病院、地域の基幹をなす国公立病院でした。そこでの苦労は並々ならぬものがあったでしょう。

      かつて済生会は明治天皇の恩賜によって築かれた団体で、当時ならそうやって行き届かない公共福祉に、国家の大半である皇族が直接てこ入れすることは、「正しい」あり方として必須でもあった。でも今は違う。済生会は、コロナ禍の最前線で戦う組織ではないし、またそれは当然のこと。恩師団体が厚労省や保健所以下の組織をしのぎ、直接介入するような権力をもっていてはダメですよね。

      光明皇后や昭憲皇太后や貞明皇后など、皇族方が国家の中心だった時代ではないのです。
      いま悲田院のように、例えばコロナのための野戦病院のようなものを皇族が用意する?そんな財力はありませんし、厚労省や政府を無視して頭越しに、皇族が国家予算を動かせるような行為が正しいと言えるでしょうか。

      今回、最前線の医療行為には大して役に立たない手作りガウン(手作りマスクを医療現場に配ったら嘲笑されます)を、別に医療の最前線でも何でもない、たまたま秋篠宮家と「恩師団体」というので関わりのある一団体に配布し、おまけにわざわざ賞賛記事を書かせたりするので売名行為と見えるわけですが
      これがもっと実質的な行為、たとえばもしも国家予算を動かして、済生会だけにポンと1000万とか寄付する形だったら、それこそオトモダチだけに優遇措置で、これはこれで大問題ではないでしょうか。

      今は奈良時代でも明治時代でも戦前でもないのです。

    • 私はそのほか三点疑問を感じました。

      1.メッセージカードに「同業者です」というのがありました。公費で雇われている医療従事者や職員等を動員したのではないでしょうか。

      2.「紀子さま、恩賜財団済生会の文書に「手厳しい添削」 関係者は辟易」(令和新聞)という記事がありました。一読して、コロナ対応で忙しい相手方にこのような負担をかけたのかと驚きました。この一家の総裁職は本当に相手団体からの希望ですか?

      3.まさかとは思いますがこの作文に何等かの「お車代」が生じてはいませんよね。

      ※この一家の会計の収支は絶対にはっきりさせるべきです。なぜこんなにお金がほしいのですか。おかしいです。

      • 金銭の収支は以前からハッキリと公表するべきとの意見があるのになぜされないのでしょうか

        • 貴方は、皇族方を国家公務員と勘違いしてませんか?
          皇族方は、「国家元首」の家系なのですよ。
          何処の国に、国家元首が金銭の使途を公表してますか?
          GHQの我が儘で「象徴」に定義されてますが、象徴だからと言って、国家元首では無い理由にはなりませんよ。

        • 秋篠宮家には会計監査を入れるべき と何度か投稿しましたがボツでした。
          内邸費の内訳も美智子さん主導を止めるべきと思っていました。
          今はどうなんでしょうね。

  • たいへん巧みな記事で,どこが小内様の意見で,どこが筆者の記事なのか境目が解りにくいですね。
    【紀子さまの慈愛は、まさに光明皇后・昭憲皇太后・貞明皇后ら歴代の慈母に並びつつあるのかもしれない。】

    素晴らしいですね。きっとその慈愛で宮内庁の職員さん目が眩んで,ガウンにシール貼ると感染の媒体になるとか,除菌の手間がかかるとか忠告出来なかったのでしょう。
    また「格別の筆頭宮家」とありますが,結果的にチョンボを付けてしまい,たいへん残念でしたね。
    少し考えれば解りそうな事ばかりですが。
    医療用のガウンって何だかご存知なかったのでしょうか?

    いわゆる「平成流」を継ぐのは私達と思われているのかも知れない「格別の宮家」の方々ですが,ご自由にどうぞどうぞ。
    天皇ご一家,常陸宮家,三笠宮家,高円宮家は『令和流』ですので。

  • 宮妃の秋篠宮妃が歴代皇后であった光明皇后、昭憲皇太后、貞明皇后と同列に扱う理由はどこに?
    ぜひとも専門家の皆様方のご意見を賜りたく思います。

    あと光明皇后、昭憲皇太后、貞明皇后は国民から慕われていたようだね。



  • 「総裁なのに代用品で申し訳ない。恥ずかしいから黙っていてね。」なんて奥ゆかしさもなく、一家仲良しアピールのためのしょぼいアイテムを送り先に“ありがたい 助かります“等絶賛させて、メディアに記事を書かせ、テレ朝なんか病棟にカメラマンまで入れて忙しい現場に迷惑かけてんじゃないよ。

  •  皆さんが書いておられるように、今回のガウンの記事を読んで、売名行為も甚だしいと強く感じました。
     まるで平成の時の美智子様が、被災地に出向いた際のはまゆり『違っていたらごめんなさい』を置いたエピソードを思い出してしまいました。
     もういい加減にして欲しいです。

  • 特定の病院に送り付けることは不平等です。敬宮愛子様の記事もお読みください!秋篠宮家全員で。

  • 本当に、慎重さが足りない。ブータンでの、悠仁の羽織袴姿といい、熟慮の前に、行動が先に出てしまう。
    これからも、てんこ盛りに一杯出てくるだろう。しかし、紀子の負けん気はこれを凌駕する。すごい人だ。



  • 秋篠宮様ありがとう御座います。お忙しいところ時間を作っていただきまして一小市民としてあつくお礼申し上げます。

    • 困っている医療現場に何かしたいという気持ちが純粋なものならば、手作りガウンが現実にはできれば使いたくないものだという事実や、特定の組織にのみ利することはさておき、悪くはないでしょう。
      でも、この宮家の人々の平素からの行動から見ると、ここぞとアピールするのが本意では?と思えてなりません。
      普段から報道される姿をよく見ていたら、感謝より疑念が浮かぶ方が自然ではありませんか?

  • その通りです 流石に 秋篠宮様御一家 国民の事 考えて下さり 有難うございます 早く 悠仁親王殿下の 時代が 来る事を 切に 御祈り申し上げます

  • なんでこんなに叩かれるのか意味が分からない。
    何とかして小室と結婚させたい奴らの圧力だと思ってしまう。批判ばっかりうっとうしい。結局、紀子さんじゃなくて秋篠宮に言えばいい。ダンナがしっかりしなアカンだろ。

  • ,-それぞれの考え方はあるでしょう

    しかし 皇室叩きはもうそろそろやめましょう

    いいじゃありませんか。。。
    総裁をなさってい病院の医療従事者に方ガウンを‼️
    どんなに助かられていることでしょう。

      



  • 私も秋篠宮家のガウン寄付また宣伝?と思った一人です。でも素人の手作りで、コロナウィルスと現場で戦う人達に提供してかえって迷惑だと思う。命がけでやってるのですよ!表だって捨てられないし。
    それより、43億の自宅リフォーム代節約して金銭寄付されて方が喜ばれると思いますが。

    それより、最近マコさんの結婚を秋篠宮家が容認するつもりなのではないか、それで世論変えようとしているのではないか、と思えるような記事増えた気がします。
    私からすれば、一般家庭でも絶対に認めないレベルの家庭のお相手。私の娘なら、命がけで阻止するレベルの家庭です。秋篠宮家は一体どうなっているのでしょう?全員皇籍離脱するならかまいませんが、税金で生活している以上、国民に対する義務も果たしてください。

  • 何のためにアピールばかりするの?
    ほかにやることがないから?
    どれだけ皇后と国母になりたい為に、ない知恵を絞り出しているの?
    付き合わされている職員達が可哀想。

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