政界で「愛子さま待望論」に追風 山尾志桜里議員が檄を入れるか

文/伊藤友香子

山尾志桜里議員、国民民主に入党で愛子天皇実現へ前進か

今月17日、今年3月に立憲民主党を離党した山尾志桜里衆議院議員が、国民民主党に入党した。山尾氏は、今年3月に立憲民主党を「風通しが良くない」などと批判して離党し、その後無所属議員として活動していた。

現在、多くの世論調査で、女性・女系天皇容認の意見が8割近くを占めるが、そうした中、階俊博幹事長や甘利明税調会長等の与党幹部からも女性・女系天皇を容認する発言が出ている。

山尾氏は、野党議員の中でも特に女性・女系天皇容認の必要性を説き続けてきた議員の一人であるが、今回国民民主党への入党が認められたことで、今後国会での皇室典範改正に関わる議論が活発化する可能性は高い。

「山尾志桜里議員は、男系男子のみに皇位継承資格を認める現在の皇室典範のままでは皇統消滅の危機を招くとして、女性・女系天皇容認の必要性を説き続けてきました。

国民民主党には、同じく女性天皇容認派の津村啓介議員なども所属しており、山尾氏の入党が認められたことで、国会でもこれまで以上に、皇室典範改正議論が活発化することは間違いないでしょう」(全国紙政治部記者)

山尾氏は、毎日新聞(2019年7月3日)において「憲法は女性天皇を否定していない」と述べ、さらに「世論調査などでも女性天皇を認める意見が多数を占めている。国民統合の象徴である天皇がいずれか一方の性でなければならないという意識は、もはや現代を生きる国民の間では希薄だ」「女系天皇を認めなければ解決にならない」と結論している。女性天皇が認められ、直系長子による皇位継承が優先されることとなった場合、天皇皇后両陛下の長女愛子さまが次の天皇になる可能性が高い。



女性を苦しませる皇室への疑問

国民民主党所属に所属する女性天皇容認派の津村啓介議員も、山尾氏を「皇室問題に造詣が深い政治家」であるとして、その見識を高く評価している。そんな山尾氏の女性・女系天皇容認に関する議論は極めて明快かつ論理的だ。

「山尾氏は、現行制度のままでは皇室が消滅すると主張し、みんなで男子が生まれることを祈る、願うといった運頼みの皇位継承のあり方を批判しています。

また、“女性天皇だけを認めて女系天皇を認めなければ、天皇の系統がひんぱんに傍系に移ることになる”とも述べており、女系天皇を認め、直系長子の皇位継承を基本とすることで、国民が安心し親しみを感じ続けることの出来る皇室の実現を望んでいるようです」(同前、政治部記者)

現在、インターネット上では、傍系である秋篠宮家への皇位の委譲に関して疑問の声も上がっている。しかし、直系長子の相続が基本となった場合には、そのような問題が発生する可能性は低くなる。

また、その場合には、今の陛下の近くにいる方が、次の陛下であろうと予測でき、生まれた時から国民が成長を楽しみに見守っていくことで自然なかたちで、敬意や親しみの感情を育んでいくことが可能となる。

その上、お世継ぎのための男子の出産に対する期待は、皇室の女性たちにとって大きな精神的負担となる。山尾氏は「女性を苦しませるような皇室でいいのか?」と問いかけた上で、「明らかに時代にそぐわない制度や習慣は変えていくべきではないでしょうか」と述べる(『週刊女性』2019年9月16日)。



コロナ収束を目途に野党は攻勢へ

これまで、コロナウィルスの感染拡大を理由に国会での本格的な皇位継承議論の開始は先送りが続けられてきた。とはいえ、天皇陛下の次世代の皇位継承資格者が悠仁さまお一人となるなか、この問題は待ったなし重大な課題だ。

「与党が、皇位継承議論の先延ばしを続け、“皇位継承議論の本格的な開始は立皇嗣の礼の後に”と主張する中、野党議員の一部は、すぐにでもこの議論を開始すべきであると、息巻いているようです。

そうした中、山尾志氏の国民民主党への入党は、女性・女系天皇の実現を目指す野党議員らにとって“大きな追い風だ”との声も上がっています。

仮に与党が望まない場合にも、国会での本格的な論戦は、おそらく“立皇嗣の礼”が行われる前に開始されることになるでしょう。一部の野党議員はコロナウィルスの収束が見込まれる秋ごろに保守的な姿勢を見せる与党への本格的な攻勢をかけようと目論んでいるようです」(同前、政治部記者)

これまで先延ばしが続けられてきた皇位継承議論であるが、山尾氏の国民民主党入党により、国会での本格的な論戦の開始を前に、愛子天皇実現を目指す野党議員らの士気はこれまでになく高まっているようだ。

13 件のコメント

  • いいんじゃない?だって当の秋篠さんが「何で女性天皇じゃダメなん?愛子ちゃんでええやん」って4月予定のリッコーシの礼の前に相当ぼやいてたんでしょ?
    皇位継承第一位の秋篠さんのお墨付きもらってるんだから何の問題が?w

  • 皇室のことを政争の種にするなと言う政治家もいるが、そう考えるのなら、直ちに2006年に審議入りするはずだった皇室典範改正論議を続け、女性天皇女系天皇を認める、男女問わぬ直系長子制の皇室典範へと改正するしかない。
    安倍総理への支持率は下がっているが、秋篠宮殿下や悠仁さまへの支持率はもっと低いだろう。調べれば危険水域と言われる20%を軽く割っているのではないか。
    また、安倍総理への支持率が下がっても、なかなか政権交代の声が上がらないのは、一つには「代わりとなる人」の像が明確でないからと言う。他に人が居ないから、と。
    しかし、皇室の問題は違う。支持率10%代の秋篠宮殿下や悠仁殿下の横に、国民が待望する、支持率80%以上の敬宮愛子内親王殿下が居られるのだ。
    国民の8割以上が求める、今上陛下皇后陛下の御子をさしおいて、国民の支持が2割を切っている、今上陛下の弟に過ぎない秋篠宮殿下が皇嗣だなんて、まことに馬鹿げているし、皇室の危機そのものである。

    男系男子脳の腐った頭では、敬宮殿下が女子だ、あるいは父親になれない、というだけで存在の意味がなく、今上陛下皇后陛下の御子として認めないらしいが
    ふつうの国民にとっては、敬宮殿下は、あの素晴らしい今上陛下皇后陛下の一人子として、現にそこに輝いておいでなのである。そこに居ないなんて思えない。

    だから、今上陛下皇后陛下の次として、その一人子である敬宮殿下が皇太子になられる、これ、当たり前。
    それを認めない男系男子脳こそが、皇室問題を政争の具として、国をゆがめているのだ。

  • 私はこのコロナ対策についても、安倍政権にマスコミが騒がしく批判するほどの落ち度は感じなかった。
    しかし、皇位継承に関するこの逃げ腰な態度は、ほとほと失望している。
    何が女性が輝く社会だ。
    日本の女性を代表する皇后をないがしろにし、苦しめるような皇室を放置していて、どの口がいうのか。
    男子を産まなければ存在意義がないような皇室って、どう考えても男尊女卑の家父長制度の亡霊ではないか。
    それを錦の御旗に浅ましい宮妃が皇室特権を子供達にも娘の交際相手にも自分の親族にも使わせているのを放置するとは。国民は我慢の限界だ。

    • >安倍政権にマスコミが騒がしく批判するほどの落ち度は感じなかった。
      同感です、ほぼ的確な対応だったと思います。専門家会議に対策を任せ政府はもっぱら国民の不満の的になっていました。非常事態宣言も国民に準備させる時間を与えノライクラリとかわしながら自粛勧告を出した辺りよくやったと思います。戦後最長の内閣であったことはそれだけの意味があるのです。
      それだけに皇位継承に関する世論から目を背けた頑なさが本当に残念です。安倍首相が小泉内閣の副官房長官だった時は内閣の人間として小泉首相に従うと言っていたのに紀子妃の懐妊が分かると態度が変わりました。
      どうしてそこまで男系に固執するのか、いくらに日本会議がバックにいるとはいえ既に首相の座を固め続けた人がこれ以上バックの言いなりになる必要があるんでしょうか?ただ最近やりたくないと言う意図を感じます。
      女性天皇賛成の強固な国民世論と皇嗣一家の余りの醜態ぶりに嫌気がさしたんでしょうか。国民民主党は立憲民主党と合併が心配です。それがなければ新しい保守の一つとして維新と共に期待してもいいのですが立憲との合併に揺れているようではチョットアテにするのは危険です。



  • 国会で、皇位継承議論を早急に始めてほしいです。
    勿論、立皇嗣礼の前、その前に眞子結婚問題の解決もお願いしたい。
    小室氏は皇室を後ろ盾に、お金を集め法律の抜け道を駆使する職業に就くとは論外。
    女性天皇・女系天皇が成立する皇室典範の改正を望みます。

    • とにかく 立皇嗣の礼を中止にして、
      敬宮愛子内親王殿下の立太子が成されるよう
      皇室典範改正の議論を早急に進めて頂きたい。

  • ついでに上皇天皇と今上天皇の家計は別々にしてあげて下さいね。あとは、引退したら職員数は減らしてください。

    • 上皇職員を減らすどころか、
      上皇上皇后 専任の相談役を増やす必要が有るとのたもうている。
      一体 何を考えているんだか?
      退位した人に何の為に これ以上相談役が必要なのか!
      宮内庁! 言っている事がメチャクチャだ。

  • 男系男子死守では遠くない未来に断絶する。もし子供ができても天皇になれる可能性は1/2。皇太子妃は常に男児を産む強迫に晒される。

    それになんといっても秋篠宮は弟宮であり傍系である。今後もこのような形で傍系が皇統を継ぐ(奪う?)可能性は限りなく大きくなり、不安定要素が増す。

    敬宮愛子様は直系の男系女子であり皇位を継ぐのになんの問題もない。かつては女性天皇もいたのだから。

    そして将来的には女系天皇が継がれても問題ない。遺伝子は父からも母からも受け継ぐことが現代科学ではハッキリしている。

    男系男子死守は男尊女卑の過去の遺物としか言いようがない。その時にもまだ国民が男系男子にこだわるなら、悠仁さまの息子を連れてくればいい。

  • 前記事で,秋篠家の眞子内親王の結婚について反対したいが,何をしたら良いのか?と逡巡なさる方がいらしたので,とりあえず以下をお勧めします。
    簡単です。

    https://www.e-gov.go.jp/policy/servlet/Propose

    野党が敬宮様の継承について真剣に考えて下さるなら有難いですが,まずは現在政権与党の自民党に訴えています。維新の党でもいいかも知れませんが,自民党の二階さん達が『女性でも』と言っているのは敬宮様ではなく,女性宮家や悠仁後の話。国会議員は継承問題など関心がありません。けれど選挙が絡めば話は別でしょう。
    今はメール等で様々な手段があります。自民党本部や首相官邸に電話,メールも出来ます。
    山尾志桜里?信用出来るのか?



  • 山尾志桜里そのものは問題もあるかもしれないが、女性天皇に関しては同じ志のようではある。
    ハッキリ言わない政治家も多い中で、愛子様を天皇にとハッキリ言う点は支持できる。

  • 伊藤友香子様、長い間待ち望んだ記事をありがとうございます!

    >「愛子さま待望論」に追い風 山尾志桜里議員が檄を入れるか

    山尾議員、まさしく国民の意見を代表して下さり、
    ようやく一筋の光明が差し込まれた思いです。

    必ずや、立皇嗣の礼は行われる前に皇室典範改正議論が行われ
    今後も傍系に皇統が移る事態を招かないように

    >国民が安心し親しみを感じることの出来る皇室の実現

    を目指して、階俊博幹事長、津軽啓介議員 の方々と共に
    女性•女系天皇容認の皇室典範に向けての正当なな議論がなされた上で
    敬宮愛子内親王殿下が次期天皇となられ、
    末長く直系の今上天皇御一家の弥栄を祈るものです。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です